4番鈴木菜乃花の一振りで決着！開志学園が作新学院を延長の接戦を制して１回戦突破！【2018年全国高校女子硬式野球選手権】

投稿日：2018/7/29
カテゴリ：女子野球,高校野球

　2018年全国高校女子硬式野球選手権の女子高校野球も１回戦から白熱した戦いで盛り上がっています！
開志学園対作新学院が１回戦で激突しました！
先制点を挙げたのは、開志学園でした、２回表、４番鈴木菜乃花選手がライト前ヒットで出塁すると、５番関川花木芽選手が送りバントを決めて進塁に成功します。６番氏家恋菜選手がレフト前ヒットを放ち、捕球ミスの間にランナーはホームに生還し、打った氏家恋菜選手は、セカンドにまで進塁しました。
続く、７番加藤実友選手がライトの頭を越えるスリーベースヒットを放ち、ランナーを返して２点目を得ます。
そして、ワイルドピッチの間にさらに１点を追加して、この回、開志学園は、３点を奪いました。

　対する作新学院もその回の裏の攻撃で、４番遠藤佳菜子選手がスリーベースヒットを放つと７番橋本陽菜多のセンター前タイムリーヒットで１点を返します。
３回裏には、作新学院は内野安打を含む3連打で満塁にすると、ワイルドピッチと犠牲フライで２点を追加して、同点に並びました。

　作新学院は、さらに攻撃を続け６回裏には６番金子選手がレフト前ヒット、７番橋本陽菜多選手もレフト前ヒット、８番上岡なつ選手が内野安打とノーアウト満塁にすると、9番代打に入った青木選手がライト前タイムリーヒットで一挙２点を取り、リードを奪いました！

　これで試合は決まったかと、思われたものの７回裏、開志学園の攻撃で猛攻が始まります。
７番、加藤実友選手がライトオーバーのスリーベースヒットを放つと、代打に立った川口選手の犠牲フライで１点を返します。
さらに、９番斎藤選手、１番長田選手がフォアボールを選ぶと、作新学院はピッチャーを交代し、半田投手がマウンドに立ちます、しかし、半田投手も２番酒井選手を歩かせてしまいます。１アウト満塁の状況で３番佐藤選手のショートゴロの間に１点が入り、同点となり試合は振り出しへと戻りました。作新学院、半田投手は後続を抑えて、延長線へと突入しました！

　延長９回表、開志学園の攻撃、１番・２番が打ち取られツーアウトになってしまったが、３番佐藤選手がフォアボールで出塁すると、盗塁を成功させてツーアウトランナー２塁、4番鈴木菜乃花のセンター前ヒットで１点を手にして、リードを奪いました！

　９回裏、作新学院は、逆転を狙いますが、開志学園の陰山投手が抑えきり、逆転を許さずに開志学園が勝利を手にしました。
１回戦から延長９回という長丁場を戦い、拮抗した実力の中、強豪作新学院が１回戦で姿を消しました。
開志学園は福井工大福井との２回戦が決まりました。



開志学園対作新学院のスコアとメンバーは以下のとおりです。