2018全国軟式高校野球、エース佐伯奨哉投手が大会無失点で中京学院大中京が優勝を飾る!
2018年、第63回全国高等学校軟式野球選手権大会が明石トーカロ球場とウインク球場で開催されました!
高校硬式野球に比べて、競技人口の少ない軟式高校野球ですが、レベルの高く、熱い戦いが繰り広げられました!
決勝戦は、昨年の優勝校である中京学院大中京と2年ぶりに全国大会に出場した河南高校の対決となりました。
ここまで、接戦を制してきた河南高校は、全試合で登板しているエースの山岸翔真が登板します。
そして、中京学院大中京のエース佐伯奨哉投手も同じく決勝戦までの全試合で登板し、さらに1点も許さない無失点ピッチングで決勝戦まで勝ち上がってきました。
試合は、エースが投げ合う素晴らしい投手戦となりました!
8回表まで両校のエースは無失点を続けます。しかし、8回裏に試合の流れが変わります。
8回裏、中京学院大中京の攻撃、9番村瀬仁紀選手のサードへの内野安打、ショートのエラー、フォアボールなどでランナーをためると、4番島田侑弥選手のセカンドゴロの間にランナーがホームに帰還し、1点を奪いました。
続く、5番中澤来星選手が三塁線を破るヒットでランナー2人がホームインし、2点を追加し、この回3点を奪いました!
最終回、中京学院大中京の佐伯奨哉投手は、ギアを上げて連続でファーストフライで打ち取り、最後のバッターには渾身のストレートを外角いっぱいに投げ込み、見逃し三振を奪い、中京学院大中京が優勝を飾りました!
中京学院大中京は、昨年にも続き優勝したことで、連覇を達成しました!
エース佐伯奨哉投手は、今大会1人で36イニングを投げて許したヒットはわずか10本、さらにフォアボールもわずかに2個とコントロールの良さを見せつけました!
軟式高校野球は競技人口が減っている中、選手たちのレベルは高く、見応えのある試合が展開されています。
今後、さらに野球人口の増加のためにも軟式高校野球もさらに注目が集まればと感じます。