デレク・ホランド投手がグローブごと送球する珍プレー!

 2017年7月17日にギャランティード・レート・フィールドで行われた、シアトル・マリナーズ対ホワイトソックスの一戦で珍プレーが発生しました。
マリナーズ、ロビンソン・カノ選手が打った強烈な打球をホワイトソックスのデレク・ホランド投手が、見事に背面でキャッチしました。
 ここで終われば好プレーなのですが、なんとデレク・ホランド投手のグローブのウェブ部分にボールが入り込み取れなくなってしまいました!
デレク・ホランド投手もボールを取ろうと試みましたが、ボールを取るのは諦めて、素早くファーストへグラブごとトスして、無事に打者をアウトにしました。
 その様子は、以下の動画です。

デレク投手も焦らずに対処を出来たのを考えると好プレーともいえるかもしれません。
ファーストを守っていたホセ・アブレイユ選手も慌てず、しっかりとグローブごとキャッチしていますね。メジャーでは、こういうケースではグラブごとトスするケースがあるのか二人共慌てずにプレーしているのが流石ですね。

 デレク・ホランド投手は、この試合で他にもマリナーズの4番打者ネルソン・クルーズ選手へデッドボールを当ててしまい、ネルソン・クルーズ選手は、デレク投手へ一瞬ホランド投手の方向へ走ろうとしますが、踏みとどまり、何歩か歩いた所でまた威嚇しました。

しかし、デレク投手は、ひょうひょうとボールを拾いに行き、次のバッターとの対戦準備を行いました。動画の最後では、デレク投手は微笑を浮かべているのが、また印象的ですね。これぐらい肝が太くないとメジャーではプレー出来ないのかもしれません。

 しかし、最後に試合を決めたのはネルソン・クルーズ選手でした!
同点で突入した延長戦で10回表にネルソン・クルーズ選手がレフトスタンドへライナー性のホームランを叩き込みました!
ネルソン・クルーズ選手は、このホームランが今シーズン18号目となりました。

このソロホームランでの1点が決勝点となり、6対7でシアトル・マリナーズの勝利となりました。
こういう珍プレーや好プレーが観られるのは本当に野球の楽しみですね。