クレイトン・カーショウの華麗な牽制球の動画を大特集!【ドジャース】
MLBの中でもナンバーワンと呼び声も高い、ドジャースのクレイトン・カーショウ!ストレートとスライダー、カーブを組み合わせながら相手打線を抑え込むサウスポーで有名ですが2010年シーズンから2017年現在に至るまで未だに衰えを見せない姿は、MLBでも稀有な存在となっています!
カーショウといえば、防御率にも優れ、三振も取れるピッチャーですが、さらに牽制球が上手い!
左投げは、一塁への牽制球を行いやすいですが、カーショウはサウスポーの中でもトップクラスに一塁ランナーを牽制球でアウトを築いてきました!
そんな、ドジャースのクレイトン・カーショウの魅力的な鮮やかな牽制球の動画を激選しました!
まずは、こちらのカーショウの牽制球動画です!
コロラド・ロッキーズのチャーリー・ブラックモンを一塁ランナーに置きながら、セットポジションから素早くプレートを外すとまさかのノーステップで一塁へ牽制球を送り、ブラックモンをタッチアウトにしました!
この牽制球は、反応できませんね!
続いての牽制は、先ほどとは違い一般的な牽制ですが、パイレーツのジョーディー・マーサーを仕留めました!カーショウの牽制は途中の動きまでゆったりとさせて、ここぞというところでピッと素早く投げてくるのでランナーの注意が逸れたのを狙ってやっているかと思われます。
2017年シーズンでもブラックモンは、またもやカーショウの牽制に嵌められてしまいました!
ホワイトソックスの俊足で有名なティム・アンダーソンもカーショウの牽制球の餌食となりました!この牽制球では、ファーストとのサインがあるのか何度か首を振った後に一塁へ牽制!審判はセーフとコールしますが、チャレンジの結果、判定はアウトに覆りました!興味深いのは、この牽制では、右足がだいぶホーム方向へ踏み込みながら送球しています。カーショウの強靭なリストだからこそ難しい体勢でも鋭い牽制が行えるのでしょう。
サンフランシスコ・ジャイアンツのアンヘル・パガンもカーショウが牽制したと同時に2塁へ走りますが、タッチアウトとなります。
安定して200安打をシーズンで記録しているホセ・アルトゥーベもカーショウの牽制球に完璧に刺されてしまいます!カーショウはアルトゥーベがリードを取る際に両足が揃って動けなくなるのを見逃さずにプレートを一気に外して牽制!アルトゥーベは一歩も動けずにアウトとなりました!
当時ニューヨークメッツに在籍していた、ルーカス・ドゥーダもクレイトン・カーショウの一塁牽制により塁間で挟まり、最後はカーショウ自らタッチアウトにしました!
投手であるトム・コーラーもカーショウの牽制に引っかかり、身をかわそうとしますが、あえなくタッチアウトとなりました!
下の動画のカーショウの牽制は、カーショウの動きだけを見ていると普通の牽制ですが、動画後半の別アングルを見るとわかりますがランナーのアンソニー・リゾのリードはかなり狭いはずなのに間に合いません。カーショウの牽制が素早いのがよく分かります。
続いての動画は、カメラのスイッチングも間に合わないほどのカーショウの牽制動画です!セットポジションに付くギリギリの所ですぐにプレートを外して牽制!ランナーの秋信守も間に合わずにタッチアウトとなります!
クレイトン・カーショウは投球もMLBでトップクラスなのは間違いないですが、牽制においても素晴らしい技術を持ち合わせています!
また、今回カーショウの牽制動画を特集するに当たって気付いたいのは、カーショウの牽制でアウトになる際は、セットポジションについて間もないタイミングが多かったことです。セットポジション入ってすぐは、ランナーも「今から注意するぞ」とちょうど意識が入り始める前に牽制され意表を突かれて戻りきれないと考えられます。